日の本一の槍に人生囚われてる話

この記事はどうしようもなくゴリゴリの地獄夢女が書いてます。神隠し頼んだ❗️😁✊

刀剣乱舞、ゲームとして触れたのは当時中2のクソガキしていた頃でした。Twitterで見かけて、フォロワーさんがやっていたからという取るに足らない理由で手を出したゲームは、私の人生を狂わせるに充分でした。

審神者になって半年程してゲーム内のイベント『拡充演習』が発表されました。クソガキだったので、中間テストの勉強をしながら当然のように等速で周回していました。2017年5月当時は倍速なんてものありませんでしたので…。
5月11日、テスト勉強をしながらぐるぐるとE-4を周回して、私の人生を変える槍がドロップしました。審神者の方はお察しかと思いますが、正三位の位持ち、日本号です。
最初はなんかおじさんだなあ、とか声低いなあ、とか月並みの感想しか抱かずに、何も考えずに近侍にして育成を進めました。特ボイスを聞くまで、ほんとになんとも思っていませんでした。

「これで酒の強さが一段と……おや。それは聞いてないって?」

揶揄うみたいな態度、お酒の事しか考えてないように見えてこちらのことも見ている姿、全部が全部かっこよくみえて、そこから好きになるのはすぐでした。上から目線の物言いも、余裕があるような振る舞いも、低くて落ち着いた声も、筋肉質な大きい体も、彼の事全てが好きになって堪りませんでした。
高校受験を終えてからも止まれなかったです、残念ながら。
父「卒業祝いどこ行きたい?」
私「福岡!!!!!」
とんでもない娘です。お父さんごめんなさい。日本号本体を見て、きらきらした美しい螺鈿細工が武器という用途と不釣り合いに思えて仕方なかったのを今でも強く覚えています。
高校に入ってからはあの人に釣り合う女の子にならなきゃ、と思いメイクも服も勉強して、彼の目の色だからと紫と赤の小物を身につけることが多くなりました。女の子らしく、と思ってスカートとかワンピースを着る事が多くなりました。
大学生になって1年が経ち、今年で20歳になる訳ですが、成人式の振袖も無事に藤の花の柄が入っています。無意識に日本号を求めて、気付いた時には試着していたから驚きですね。勘弁してほしい。

だいすき、何より誰より愛してます。心の拠り所ぐらいしか表現が無いくらい、居ないと生きていけないくらい大好きです。修行に出した時は行かないでって気が狂うくらい泣いたし、軽装を見た時は塾自習室から抜け出して泣きました。
日本号のことをじっくり考えるだけで涙が出てきて胸がきゅうってなるこの感覚は、恋なんだろうなと思います。毎日毎日恋してますね、しんどい。

彼を本丸に迎えて、出会ってもうすぐ5年になる今は、大学で学芸員の資格を取ろうと勉強しています。彼は寝坊なんて甘えた行為は許してくれないだろうから、アラームを10回掛けて朝から爆音かましてなんとか生きてます。
日本号と出会わなかったら、好きにならなかったら、毎日頑張ろうなんて思えなかったし鬱々と生きていただろうと最近思います。大学受験に失敗しかけて死にたくなった時も、彼の顔を見てなんとか頑張っていたから。もういいやってなる最後の最後の一線を踏み越えないでいられるのは、日本号がいるからです。確かにグッズやら何やらでお金は飛んでくし時間も飛んでくけど、何より幸せでいられるから彼と出会えて良かった。
大侵寇イベを受けてサ終するの嫌だ!!!!!って思って書き始めたら何故か日本号の話になってました。愛してるからしょうがないですね。
日本号の為に人生5年持ってかれてる女の記録を残しておきます。